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腰痛 ①座っている場合の原因

長時間の座り姿勢で、圧迫される部分
長時間の座り姿勢で、圧迫される部分


腰痛の原因は様々ありますが、正しい姿勢であっても、毎日長時間座ってる事も、腰痛になりやすい原因の一つであります。

 

「正しい姿勢でいても、腰痛になるのは、なぜだ?」と言われる事ですが

長時間座っていることで、図の様に、お尻の表面よりも、

・座骨周辺お尻(臀部)

・太もも裏との境目

表面よりも深い部分

・脚の付け

・腰骨周り

の筋肉が固まり、腰回り血流が滞ります。

 

やがて、お腹の深い部分(特に大腰筋)が固まり神経が圧迫される事が、腰痛及び疲れ腰を引き起こす原因の一つです。

 

 

 

「タクシーの運ちゃんは、体使わないのに、何で腰痛持ちが出るの?」という理由も、飛行機以外のエコノミー症候群により来るものです。

 

長時間動かず、お尻や脚の付け根が固まる

お腹の深い部分(特に大腰筋)が固まる

神経が圧迫される

 

座る時間が長い方が、腰痛及び疲れ腰を引き起こす、原因の一つです。

腰痛の原因は、はっきりと解明されていないとされていますが

筋肉を圧迫→筋肉が硬直→血行が悪化→神経を圧迫する事が、腰痛を引き起こす仕組みの一部として診ています。

 

私自身も、腰痛になりそうな時と、疲れ腰の緩和に、これらの深部の筋肉を緩めて予防しています。

当院では、腰痛持ちの方に対し、主に臀部(お尻)とお腹の深い部分の拘縮を緩めて、腰痛を楽にしています。